ポリウレタンと異なり、水分、紫外線、温度等、地球上で一般的に曝される各種要因に対して劣化がほとんど見られず、伸び、強度とも長期間にわたって維持します。3000時間にも及ぶウェザーメータによる加速試験でも、強度データには一切変化が見られません。
OUV促進 耐候性 JPテックコートSUPERDECK US350D(3,000時間後の強度保持率)
物性変化率(%) | 500hr | 1,000hr | 2,000hr | 3,000hr |
引張強度 | 100% | 100% | 100% | 100% |
引裂強度 | 100% | 100% | 100% | 100% |
伸び率 | 100% | 100% | 100% | 100% |
硬度(Shore D) | 100% | 100% | 100% | 100% |
1)試験方法:ASTM G 154(非金属性材料の紫外線暴露を、蛍光ランプを利用して実施した標準実験
2)ランプの種類:UVB-313
3)試験時間:500時間・1,000時間・2,000時間・3,000時間
上記物性はシートでの測定データです、規格値ではありません。
変電設備
例え、腐食により穴が開いていたとしても、短時間に強力な皮膜で覆われますので、漏電事故を防ぎます。
皮膜は、太陽光線や空気中の物質でほとんど劣化しないので既存設備の長寿命化が図れます。
ポリウレアは、 振動、変形、クラックに追従し割れが生じず、長期間にわたって防水、保護性能を維持します。
ですから、船舶のように常に振動や衝撃を受けるような構造物でもしっかり保護することが出来ます。
よって、耐摩耗性が高く、砂や水によるエロージョンだけでなく、自動車の走行等でもほとんど摩滅しません。
J.Pテックコート物性表
項目グレード | 単位 | NUKOTE HT |
SUPERDECK U285 |
SUPERDECK UT256D |
SUPERDECK US350D |
SUPERDECK UB245D |
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引張強度 | Mpa | 25±2 | 18±2 | 21±3 | 15±3 | 10±2 |
破断伸び | % | 400±50 | 350±50 | 150±30 | 275±50 | 300±50 |
引裂強度 | N/㎜ | 100±10 | 100±20 | 90±15 | 95±15 | 50±10 |
硬度(ショア D) | ― | 50±5 | 45±10 | 55±5 | 50±10 | 45±10 |
引張強度・破断伸び:KSF4922(ASTM D 412) / 引裂強度:KSF4922(ASTM D 624) / 硬度:ASTM D 2240
船舶のデッキ
直射日光、海水、振動を受けながらも劣化が見られません。
サンドブラスト照射後の状態
2mの距離から10秒、1mの距離から5秒照射したが、表面を拡大しても、ほとんど磨耗は見られなかった。
フェリー ランプゲート
施工後約半年経過した状態。
上がJ.P.テックコート、下は一般塗装。一般塗装ではタイヤの通るところが痛んでいるが、J.P.テックコートに変化はほとんどありません。